RFIDを導入する際にハードルのひとつとなるのが、アプリケーションの開発です。『すぐにでも使いたいけれど、自社でアプリ開発するスキルがない』『外注するにしても多額の費用と時間がかかる』・・・そんな悩みを抱える方にオススメな手軽にすぐ使える2つのオリジナルアプリをご用意しました。
「DOTR-900Jシリーズ」では、RFIDの機能を手軽に使える無料アプリ「RFID BOX」と、棚卸・在庫管理・入出荷検品を効率化できる業務用パッケージアプリ「棚卸アプリ」の2つのアプリケーションを、利用目的や業務内容に合わせてお選びいただけます。
RFIDが簡単に使える無料アプリ
RFID BOX
「RFID BOX」は、RFIDリーダーの基本設定はもちろんのこと、マスターデータを使ったICタグの一括読み取りや探索など、実業務でも利用できる機能を備えた無料のアプリケーションです。
Android・iOSの各種OSに対応しており、お持ちのスマートフォンやタブレットにインストールすることで、簡単にRFIDリーダーを操作することができます。
実業務での利用例 RFID BOX
「RFID BOX」では具体的にどのようなことができるのでしょうか?無料のアプリケーションとはいえ、本格的な機能を備えているため、さまざまなシーンで利用されています。下記では実際の事例を一部ご紹介いたします。
利用例 ①
導入先での実地検証
RFIDの基本設定や、ICタグの読み取り、探索、書き込みといった基本的な操作ができるため、導入前の実地検証にご活用いただけます。
導入先の環境に適したICタグの選定や運用方法の検討を、高い精度で進めることができます。
利用例 ②
商品出荷時の最終確認
「RFID BOX」の読み取り(カウント)機能を使えば、電波の照射範囲内にある複数のICタグの数を、素早くカウントできます。
出荷の際に、段ボールの中に入っているアイテム点数を確認することで、商品の過不足がないかチェックします。
利用例 ③
社内備品の探索
「RFID BOX」の探索機能を使えば、送受信する電波の強弱から位置関係を割り出し、特定のICタグだけを探し出すことができます。
オフィスや倉庫内における、貸し出し用の什器や備品が紛失した際、効率的に探索するために使用されています。
動画で見る RFID BOX
「RFID BOX」と「DOTR-900Jシリーズ」による、ペアリングの仕方や読み取りの様子を動画でご覧いただけます。
端末とペアリング
RFIDリーダーとモバイル端末を、Bluetoothでペアリングします。
ICタグを読み取る
読み取ったICタグの情報を、ペアリングした端末の画面に表示します。
ICタグを探索
ICタグから返ってくる電波の強弱を読み取り、ICタグの位置を特定します。
書き込みする
アプリとRFIDリーダーを使用して、ICタグに情報を書き込みます。
より本格的な機能を搭載!導入したその日から即戦力!
棚卸・在庫管理・入出庫作業を効率化
棚卸アプリ
「棚卸アプリ」は、棚卸や在庫管理、入出庫検品、紛失したアイテムの探索といった、日々時間をとられている単純作業の効率化を実現します。
エクセルで作成した台帳をCSVに変換して使用できるため、既存の管理台帳をそのまま流用することができ、導入時の作業負担も大幅に削減します。パソコンへの作業・実績ファイルの送受信も簡単です。
実業務での利用例 棚卸アプリ
「棚卸アプリ」では具体的にどのようなことができるのでしょうか?エンタープライズクラスの機能を搭載しているため、正確な管理が求められる幅広い業種で利用されています。下記では、実際の事例の一部をご紹介いたします。
利用例 ①
アパレルショップの棚卸
管理台帳をインポートして、店頭・バックヤードで商品の棚卸を行います。読み取り範囲内にあるICタグを一括で読み取るため、作業時間が大幅に短縮されます。また、台帳と差異があった場合も作業画面から視覚的に確認できるため、作業精度の向上にも貢献します。
利用例 ②
倉庫での入出荷検品
事前に伝票をインポートすることで、入出荷時の検品作業をスピーディに行えます。検品時にダンボールを開封する必要も、ひとつひとつバーコードのように読み取っていく必要もないため、作業効率が大きく改善されます。また誤発送などのリスクも大きく低減されます。
利用例 ③
ICタグの発行
簡単な操作で、任意の管理コードをICタグに書き込むことができます。新しい管理対象物に貼付するICタグを新規発行する場合はもちろん、既存の管理コードの書き換えもできるため、新たなICタグを購入する必要がなく、費用の節約に繋がります。
動画で見る 棚卸アプリ
棚卸アプリによる棚卸・在庫管理、PCとのファイル連携の様子を動画でご覧いただけます。
備品のユニーク管理
不足している備品の数と品名を正確に特定することができます。
在庫の数量管理
陳列しているアイテムの数量が、台帳と差異がないか瞬時に確認できます。
ファイルの送受信
パソコンと簡単にペアリングし、管理台帳の送受信ができます。