よくあるご質問

よくあるご質問と回答をご紹介します。

当社へ寄せられるご質問をQ&A形式でご紹介します

目次
1.RFIDの読み取り距離・環境について
2.RFIDリーダーについて
3.ICタグについて

1.RFIDの読み取り距離・環境について

Q. RFIDリーダーが大きければ読み取り距離も伸びますか?

A. はい。アンテナの大きさに比例して、読み取り距離は伸びます。ただし、同じ大きさのアンテナでも電波出力が小さい場合は読み取り距離が短くなります。

Q. 読み取り距離はICタグの大きさに依存しますか?

A. はい。読み取り距離はICタグの大きさに比例します。

Q. ノートPCにラベルシールのICタグを貼りました。読み取れませんがどうしてでしょうか?

A. 電波は金属の影響を受けやすいため、「金属対応」の特別な加工をしているICタグを使用する必要があります。

Q. ICタグを貼った書類をスチール製のキャビネットに入れて保管します。読み取れますか?

A. 電波は金属で遮断されてしまうため、スチール製キャビネットの扉を閉めた状態でICタグを読み取ることはできません。ただし、キャビネットの扉を開けるか、キャビネット内にリーダーを設置する場合は読み取ることができます。

Q. ICタグを机や棚の裏に貼っても読み取れますか?

A. はい。偏波特性が「円偏波」のRFIDリーダーで読み取れます。「円偏波」は螺旋状に電波を発するため、後ろから回り込んで読み取ることができます。

Q. 水没させても良いICタグはありますか?また水没させたまま読み取れますか?

A. 水没に耐久のあるICタグはありますが、水没させたままでの読み取りはできません。水が電波を遮断してしまうためです。

2.RFIDリーダーについて

Q. RFIDリーダーにはどのような種類のものがありますか?

RFIDリーダーの形状、電波出力の2つに分けてご紹介します。

RFIDリーダーの形状での分類

セパレート型 RFIDリーダーの機能のみに特化したハンディタイプの製品です。機能はシンプルであるため、本体はコンパクトで軽いのが特長です。片手で持てる大きさであるため、屋内・屋外、車両(移動体)など、あらゆる場所で使えます。
ライドオン型 RFIDリーダーの上部に、PDAやスマートフォンを取り付けられるハンディタイプの製品です。製品によって、取り付けに対応している端末が異なります。セパレート型と同じく、片手で持てる大きさです。
固定型 RFIDリーダーの機能のみに特化した製品で、アンテナを壁や床に設置して使用します。このため、限られた場所での使用になります。アンテナの大きさはさまざまで、小さめのサイズだと30cm×30cmほど、大きいサイズだと長辺が1m以上のものがあります。

電波出力の分類

高出力 強い電波が出せるため、遠くまたは広範囲のICタグが読み取りやすくなります。使用するには総務省へ構内無線局の申請が必要となります。詳しくは「総務省への構内無線局申請のご案内」をご覧ください。
特定小電力 読み取るエリアを限定したい場合や、あまり広くない場所での利用に適しています。構内無線局の申請は不要なため、お手元に届いてすぐに使うことができます。

Q. 広い面積を一度に多く読み取りたい場合、どういうリーダーが良いですか?

A. 偏波特性が「円偏波」の製品をおすすめします。

3.ICタグについて

Q. ICタグの読み取り距離は、どんなタイプのRFIDリーダーを使用しても変わりませんか?

A. 製品ページに記載されているICタグの通信距離は、全てメーカーが規定する環境や装置で計測した公表数値です。 ご使用いただく環境や貼付対象物、リーダーの種類によって、通信距離は大きく異なります。

Q. ICタグにはどのような種類のものがありますか?

周波数帯域、特性、エネルギー源(UHF帯RFIDタグのみ)の3つに分けてご紹介します。

周波数帯域での分類

UHF帯RFIDタグ UHF帯RFIDタグは電波を用いてRFIDリーダーと情報をやりとりする無線通信技術です。「RFID」はRadio Frequency Identifierの略称です。数センチ程度の近距離から、数十メートル※1の長距離での無線通信、また複数のICタグを同時に読み取ることが可能です。
無線通信帯域は国により異なっており、日本では【920MHz帯】が利用できる帯域となります(2012年7月25日以降)。主に、流通やオフィスでの物品管理で広く使用されています。
NFCタグ 「NFC」は近距離無線通信(Near field communication)の略称であり、無線通信の国際標準の一つです。※2
通信エリアは数センチ~約1メートル程度で、身近なところでは、住民基本台帳カード、自動車運転免許証、在留カード、パスポートなどに使用されています。
※1 RFIDリーダーやご使用される環境により異なります。
※2 当コンテンツでは、ISO/IEC 18092、NFCフォーラムが認定する規格、また機器間のデータ交換等の用途を想定したものの総称としてNFCと表記しています。

特性での分類

ラベル アンテナにシール加工を施したタグです。
ラベルのまま使用できるほか、ICタグによっては、キーホルダーやカードなどへの加工も可能です。
金属対応 通常、ICタグは金属と水分の影響を強く受けるため、貼付する対象物によってICタグを使い分ける必要があります。 また金属対応タグには、貼付した金属面をブースターアンテナのように活用することで、より長い通信距離を確保する製品もあります。
積層 ICタグ同士が重なっていたり近接しすぎたりすると、双方が発する電波の干渉による影響で、ICタグを正確に読み取ることが難しくなります。
積層タグはこの問題を解決し、積み重なった状態のICタグを読み取ることが可能です。主に書類管理などに使用されます。
特定用途向け ある特定の対象物へ貼付するよう、加工・製造されたICタグです。
  • リネン:洗浄を必要とするユニフォームなどに貼付でき、防水、耐圧等に優れています。
  • 自転車:自転車のフレームに取り付けられる形状の金属対応タグです。
  • キーホルダー
  • 人体
  • ペット

エネルギー源での分類(UHF帯RFIDタグ)

パッシブタグ RFIDリーダーからの電波をエネルギー源として動作するICタグです。
アクティブタグと比べて通信距離は短くなりますが、一番広く普及しているため安価での導入が可能です。
アクティブタグ 電池を内蔵したタイプのICタグです。
通信時に内蔵電源を利用し電波を発信するため、通信距離がパッシブタグに比べ長くなります。
セミパッシブタグ
(セミアクティブタグ)
パッシブタグとアクティブタグ両方の機能をあわせ持つICタグです。
通常はパッシブタグとして動作し、RFIDリーダーからの電波照射が行われた時のみ、内蔵電源を使用してICタグから電波を発信します。