お客様紹介

株式会社ラピーヌ 様

株式会社ラピーヌ 様

システム部部長 堀 真二 様

https://www.lapine.co.jp/

株式会社ラピーヌ様は、婦人服をメインにフォーマルからカジュアルまで多様なプレタポルテを扱う会社です。「ラピーヌブランシュ」「マダムジョコンダ」といったオリジナルブランドをはじめ、「ピエール・カルダン」「エム・ゼロ・エイト・ファイブ・ワン」などのライセンスブランドやインポートブランドも扱っており、全国の百貨店や直営店で販売されています。
こうした店舗やバックヤードでの棚卸や入荷作業において、現場スタッフ様の負担軽減を目的に既存システムと連携したRFIDソリューションを、当社で構築されました。

導入前の課題棚卸の作業負担がスタッフの重荷に

RFIDソリューションを導入する前の棚卸作業は、どのようにされていたのでしょうか。

堀様: 当社では、棚卸作業を四半期に一度実施しています。以前はすべての商品において、光学スキャナで値札のバーコードを読み取る方式を採用しており、スタッフが接客の合間や閉店後に1点1点確認していました。
棚卸作業にかかる時間は、平均すると1店舗あたり1~2時間程度。商品数の多いところだと、4時間以上もかかります。特に小物類やカットソーのようなハンガーに吊るしていない商品は、箱やビニールから商品を取り出してスキャンし、たたみ直して戻すという作業が生じますので、労力的にもかなりの負担です。
また、この方式だとバーコードの読み取り漏れが頻繁に生じ、理論在庫と実在庫の数が合わないといった事象も課題になっていました。

棚卸作業にかかる時間は、商品数の多いところだと4時間以上でした(堀様)
棚卸作業にかかる時間は、商品数の多いところだと4時間以上でした(堀様)

こうした課題を解決するため、ラピーヌ様では弊社のシステムを導入される前から、RFIDについての研究をされていたそうですね。

堀様: RFIDを活用した棚卸システムを自社で開発し、上記の課題を解決できないかと、3年ほど前から模索していました。当時はICチップの価格が高くてすぐに導入できなかったのですが、他社でも導入が進んでいましたし、普及すれば価格は下がると考え研究を進めていたのです。

選定理由Windows対応とバーコード読み取りができることが決め手だった

バーコードしか対応しない商品も混在するため、光学スキャナ付きであることもRFIDリーダーに求める条件でした(堀様)
バーコードしか対応しない商品も混在するため、光学スキャナ付きであることもRFIDリーダーに求める条件でした(堀様)

RFIDソリューションの開発ベンダーを選ぶうえで、何をポイントとされましたか。

堀様: システムやベンダーを選ぶ際、大きく5つの条件がありました。

  1. RFIDソリューションの実績が豊富なベンダーであること
  2. Windows対応のシステムを開発できること
  3. RFIDリーダーは省電力で持ち運びも便利なこと
  4. RFIDリーダーに液晶パネルがついていること
  5. バーコードの読み取りもできること(光学スキャナ付き)

iOSやAndroid対応のRFIDソリューションを提供するベンダーは多いですが、当社の既存システムはWindows。これと連携させるためにも、また自社で開発を進めるうえでも、OSはWindowsであることが必須条件でした。
また、RFIDリーダーを実際に使用するスタッフはリテラシーの高い人ばかりではないので、液晶パネルで操作を指示されるような、わかりやすさもポイントでした。
さらに、バーコードの読み取りができることも譲れなかった条件です。RFID導入以前の商品がすべて入れ替わるには、1~2年くらいかかります。その間はバーコードしか対応しない商品も混在するため、光学スキャナ付きであることもRFIDリーダーに求める条件でした。

Windows OS対応・バーコードスキャナ・液晶パネル付きのRFIDリーダー「DOTR-2000シリーズ」
Windows OS対応・バーコードスキャナ・液晶パネル付きのRFIDリーダー「DOTR-2000シリーズ」

これらの条件を満たすシステムやベンダーは、限られてきますよね。

堀様: 当時、ベンダーのホームページで探しても、東北システムズ・サポートくらいでしたね。RFIDソリューションを一堂に会した展示会にも足を運びましたが、私たちの条件を満たすものは東北システムズ・サポートの「DOTR-2000シリーズ」だけでした。

それから導入に向けて、デモ機を使った検証に入ります。

堀様: 店舗で導入する前に、読み取り性能や開発のしやすさなど検証する期間を半年ほど設けました。「DOTR-2000シリーズ」は、誤読や読み取り漏れが非常に少なくてスピーディーに作業でき、これならスタッフの労力を軽減できると確信しました。
また開発面では既存システムと連携しやすく、スムーズに移行できた点でも満足しています。

導入効果作業負担の軽減だけでなく商品の品質維持にも貢献

導入効果はいかがでしょうか。

堀様: 当初の目的通り、棚卸作業に費やす時間と労力を大きく削減できました。RFIDなら2~3回のスキャンで店内すべての商品を読み取れるわけですから、理論在庫と実在庫の数を合わせる作業も含め、作業時間は5分の1程度に圧縮できています。スタッフの労力軽減にも、大きな成果を見いだせました。

作業時間の削減以外にも、導入してよかったことはありますか。

堀様: 財布などの小物類は、商品の品質維持にも貢献しています。
バーコード方式だと、小物を箱から出してタグを探すといった作業が生じるのですが、そのときスタッフが誤って商品を爪で引っかいたり指紋などをつけたりすると、価値を下げてしまいます。
RFIDなら、そもそも商品を箱から出さないので素手で触れることもありません。品質を保ちながら作業を進められる点でも、導入効果は大きいと思います。

商品タグの中にはICタグが埋め込まれています
商品タグの中にはICタグが埋め込まれています

運用上で困ったことはありましたでしょうか。

堀様: 本格運用する前のことですが、既存システムとの連携に問題があってファームウェアを書き換えなければいけないという事象が生じました。その際、東北システムズ・サポートが迅速に対応してくださって、予定通り本格導入ができたので助かりました。サポート面でも、安心できる会社だと思いましたね。

これから、すべての商品がRFID対応になると思いますが、今後期待されることは何でしょうか。

堀様: 取り扱い商品の関係上、まだRFIDを導入していない店舗もありますので、すべての商品と店舗で導入できたら、スタッフのさらなる労力削減ができると期待しています。
今後は、店舗のほうからシステムの改善要望などが出てくるかもしれません。その際は、東北システムズ・サポートに支援いただきながら対応していくと思いますので、アフターフォローをよろしくお願いしたいところです。

今後も、付加価値のあるシステム改善やサポートサービスを提供できるよう、フォローに努めてまいります。

棚卸作業に費やす時間は5分の1程度に圧縮でき、スタッフの労力軽減にも大きな成果を見いだせました(堀様)
棚卸作業に費やす時間は5分の1程度に圧縮でき、スタッフの労力軽減にも大きな成果を見いだせました(堀様)

RFID選びのポイント付加価値を見いだせるシステムベンダーを選ぼう

RFIDソリューションは単に棚卸が楽になるだけではなく、入荷作業時に商品が探しやすくなるなどの付加価値もあります(堀様)
RFIDソリューションは単に棚卸が楽になるだけではなく、入荷作業時に商品が探しやすくなるなどの付加価値もあります(堀様)

最後に、RFIDソリューションを検討されている企業様に、メッセージをお願いできますでしょうか。

堀様: システムの導入コストやICチップの価格など、コスト面が導入の障壁になっている企業もあるかと思います。ただ、RFID市場が広がり需要が増えることでコストは下がることが望めますので、これからは導入しやすくなると思います。当社のようなアパレル企業だと、商品が入れ替わる数年のあいだにリーズナブルな価格に下がることもあるかもしれません。
また、RFIDソリューションは単に棚卸が楽になるだけではなく、さまざまな付加価値もあると思います。たとえば当社では、ブランドの絞り込みや品番検索ができるRFIDリーダーを使用しているので、入荷作業時に商品が探しやすくなるなど、さまざまな労力削減にもつながっています。
RFIDソリューションで「できること」と、それによって得られるメリットを検討したうえで、付加価値の大きいシステムやベンダーを選ばれてはいかがでしょうか。

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