お客様の課題
児童が登所したかどうかの確認に手間がかかっていた
出欠の確認を手書きで行っていたため、記入漏れが頻発していた
導入までの経緯
ゲート型リーダーを使った自動読み取り方式にはいくつかの課題
当初は、児童にICタグ付きの名札を持たせて、ゲート型リーダーで自動読み取りをする想定でした。しかし、名札の付け忘れの可能性、読み取り精度の課題(人体に含まれる水分によって読み取り距離が減衰する)、導入コストの観点から、導入を断念することになりました。
据え置き型の方式を採用し、運用を大きく変えずに導入に成功
児童が毎日必ず提出している連絡帳にICタグを貼付し、登所時に据え置き型リーダー「TS100シリーズ」の上に連絡帳を置くだけで読み取る方式を採用しました。これまでの運用を大きく変えずに、かつ低コストで導入することができました。
導入のポイント
- 現地での読み取り検証を十分に行い、運用可能かどうかを確認
- ゲート型リーダーは高精度な読み取りが可能ですが、一方で運用方法によっては読み取り精度を高く保てない場合もあります。そのため、事前に十分な検証が必要です。
導入の効果
児童が登所したかどうかを、手軽かつ正確に把握できるようになった
これまでの運用を大きく変えることなく、システム開発不要で導入に成功
機器選定のポイント
簡単USB接続で読み取り結果の入力ができる
「TS100シリーズ」とパソコンをUSB接続するだけで、ICタグの読み取り結果をキーボード入力形式で取得できる手軽さがポイントになりました。
システム開発せずに導入可能
キーボード入力形式で取得したデータは、一般的なアプリケーション(エクセルなど)で操作・活用することで、システム開発を行わずに出欠確認の仕組みが構築できました。
導入の製品
デスクトップ型UHF帯RFIDリーダライタ
TS100シリーズ
- UHF
- 申請不要
- Bluetooth
- 無線LAN
- USB
- iOS
- Android
- Windows
マルチインターフェース対応で、USBはもちろんBluetoothや無線LANによるワイヤレス接続も選択できます。