驚くほど遠くにあるICタグを、一瞬で読み取ります
「Swing-U」はハンディタイプのRFIDリーダーとしてはクラストップの長距離読み取りの性能を持ち、20m※以上も離れているICタグを読み取ることが可能です。
20mと言っても想像するのが難しいかもしれません。例えると、山手線の車両1両分やテニスコートの長さと同じくらいです。
※ ICタグの種類やご使用環境により異なります。
また〈高速読み取り〉も「Swing-U」の強みです。1秒間に最大で約200個ものICタグを読み取ることができます。この長距離読み取りと読み取りスピードによって、大型店舗の棚卸や広い倉庫での在庫確認、高所にある点検ポイントへのアクセス、駐車場での車両管理などが、今まで以上に楽になります。
読み取りエリアは「縦横ワイド」
電波出力の設定を大きくすればするほど、読み取りエリアがグンとワイドになります。
読み取りエリアは上下・左右の四方向に広がるため、近距離読み取りを行う場合は、アンテナを動かさずに全方向を読み取れる無指向性リーダーのようにお使いいただくことも可能です。
Swing!Swing!!
ICタグの読み取り感度が悪い・・・そう思った時、そよ風をおこすように「Swing-U」を〈Swing〉してください。
遠くのICタグを読み取りたい場合は上下に、読み取りエリアを広げたい場合は左右にゆっくりと〈Swing〉すると、今までアクセスできなかったICタグにも電波が届きやすくなります。
リーダーのステータスをLEDでお知らせ
RFIDリーダーにおいて重要なステータスである〈電波照射〉〈Bluetooth〉〈充電〉の状態を、手元のLED表示で確認することができます。ステータスはひと目でわかるよう、LEDの点滅や点灯、色の変化などでお知らせします。
視認性の高い1.3インチディスプレイ
LED表示の真上に、1.3インチのミニディスプレイがあります。このディスプレイでは、「Swing-U」で読み取ったICタグのカウントや電波出力の強さ、読み取りモード、バッテリー残量などのリーダー設定を見ることができます。
アプリ開発用の専用SDKをご提供
「Swing-U」専用のSDK(ソフトウェア開発キット)をご提供いたします。このSDKを使用することにより「Swing-U」のさまざまな機能を制御するオリジナルアプリが比較的簡単に開発できます。
落下防止にお気に入りのストラップを
リーダーの落下対策としてストラップホールがついています。ハンドストラップやネックストラップを取り付けることにより、うっかり落下という事態を防止することができます。また、作業中にリーダーの置き場に困ることもありません。
カメラの三脚を利用して自立型リーダーに
グリップ部の底面はカメラの三脚に装着できるようになっており、簡易的な自立型リーダーとしてもお使いいただくことができます。「Swing-U」は、今までハンディタイプのリーダーではできなかった使い方を可能としました。
利用シーン
大型店舗での商品管理や入出庫業務
すみずみまで細かく確認することが難しい大型店舗における商品の在庫確認は、販売機会の損失や万引き防止などに役立ちます。バックヤードで行われる検品作業は、一括読み取りで素早く・確実に完了するため、作業負担を軽減できます。
航空機の部品管理や工具の持出管理
1機あたり数百万点の部品が搭載されていると言われる航空機部品の管理やトレーサビリティーの効率をアップします。またメンテナンス工具の持出管理では、現場への置き忘れや紛失の防止に繋がります。
サーバーやPCなどのIT資産管理
データセンターやオフィスで数多く使用されているIT機器を効率的に管理でき、さらには不正な持ち出しを未然に防いだり、紛失時にはICタグを頼りに探索できるなど、IT機器管理で重要視さるセキュリティの強化にも役立ちます。
図書・書籍の棚卸や持出・貸出管理
図書館や書庫などで、大量に管理しているアイテムの棚卸をスピーディに行えます。持出や貸出管理でも利用できるため、貸出予約や利用履歴、保管場所といったさまざまなデータを紐付けられます。