お客様の課題

作業員によるトラックの入場チェックに手間がかかる

作業員によるトラックの入場チェックに手間がかかる

工事現場へ入場するトラックを作業員がチェックしていましたが、記入漏れや複数台が連続で入場した時の対応に手間がかかっていました。

導入までの経緯

01:RFIDリーダーの選定

電源コンセントがあれば設置できる、据え置き型リーダーを選定

工事完了後は設置場所を移動する必要があるため、大掛かりなゲート型リーダーは見送られました。Wi−Fi通信が可能で、電源コンセントがあればすぐに設置可能な据え置き型リーダー「TS100シリーズ」を選定、検証を進めました。

電源コンセントがあれば設置できる、据え置き型リーダーを採用
02:現地での検証

現地検証でわかった、読み取り精度の確保と運用の方法

現地での読み取り検証によって、トラックの運転席から2メートル離れた距離で読み取れることが確認できました。そこからさらに読み取り精度を確保するため、入場の際はリーダーの方向へICタグをかざす運用に決定しました。

読み取り精度を確保するために、ICタグをリーダーへかざす運用に決定
03:屋外設置の対策

雨などを防ぐプラスチックカバーを作成し、屋外設置の課題を解消

屋外での設置・運用となるため、雨などを防ぐための対策が必要となります。プラスチックのカバーを作成することで、防水仕様ではない「TS100シリーズ」とパソコンを雨から守り、屋外設置の課題をクリアすることができました。

雨などを防ぐプラスチックカバーを作成し、屋外設置の課題を解消

導入のポイント

読み取り精度100%を実現するために運用を工夫
現地での読み取り検証の結果、運転席から2メートル以内であれば読み取り可能でしたが、100%の読み取り精度を実現するため、ICタグをリーダーの方向へかざす運用を採用することになりました。

導入の効果

入場チェックを自動化することで、作業員の負担を軽減できた

入場チェックを自動化することで、作業員の負担を軽減できた

自動化により、いつどのトラックが入場したかを正確に把握できるようになりました。また、作業員を常時配置する必要がなくなり、負担を軽減することができました。

機器選定のポイント

機器選定のポイント

給電しながら常時電波を出し続けることが可能

トラックの出入り時間は予測が難しいため、読み取り用の電波を常時出し続ける必要がありました。「TS100シリーズ」は給電しながら常に電波照射が可能で、バッテリーを気にすることなく運用できることがポイントになりました。

機器選定のポイント

設置が簡単で移動もしやすい

「TS100シリーズ」は取り付け用の器具や工具が不要で設置できるため、使用場所を変更するのも容易です。また、パソコンとの通信にWi-Fiを使用することで、給電用の電源コンセントさえあれば、必要な場所へすぐに移設して使えることも導入の決め手になりました。

給電しながら常時利用でき、工具不要で取り付けも簡単

導入の製品

TS100シリーズ

デスクトップ型UHF帯RFIDリーダライタ

TS100シリーズ

  • UHFUHF
  • 申請不要モデル申請不要
  • BluetoothBluetooth
  • 無線LAN無線LAN
  • USBUSB
  • iOS対応iOS
  • Android対応Android
  • Windows対応Windows

マルチインターフェース対応で、USBはもちろんBluetoothや無線LANによるワイヤレス接続も選択できます。